1. 変数とは?
プログラミングで「変数」とは、データを入れておく箱のようなものです。たとえば、ゲームでスコアを保存したり、名前を記録したりするのに使います。
Pythonでは、変数を作るのはとても簡単で、=
を使って値を入れるだけです。
x = 10 # xという名前の箱に10を入れる
name = "Alice" # nameという箱に"Alice"という名前を入れる
このように、変数を作ると、後でその値を使うことができます。
2. 変数のルール(大事な決まりごと)
変数には名前を付けることができますが、いくつかのルールがあります。
- 使える文字: ひらがなやカタカナは使えませんが、英字(a-z, A-Z)、数字(0-9)、アンダースコア(_)は使えます。
- 最初の文字: 変数の名前は数字で始めてはいけません。
- 予約語: Pythonがあらかじめ使うと決めている単語(
if
,for
,while
,def
など)は使えません。 - 大文字・小文字の区別:
Name
とname
は別の変数として扱われます。
OKな変数名:
age = 25 # OK
user_name = "John" # OK(アンダースコアを使うのはOK)
_score = 90.5 # OK(アンダースコアで始まるのもOK)
3. 変数のデータ型(変数の種類)
Pythonの変数には、入れたデータの種類(データ型)があります。Pythonでは、変数を作ると自動的にデータ型が決まります。
データ型の種類と説明
1. 整数型(int)
整数(小数点のない数字)のことです。
x = 10 # xは整数型(int)
整数なので、小数点がつきません。
2. 小数型(float)
pi = 3.14 # piは小数型(float)
小数点を含む数字のことです。
小数を扱うときはこの型になります。
3. 文字列型(str)
文字を表すデータ型です。
name = "Alice" # nameは文字列型(str)
文字を使うときは、"
(ダブルクォーテーション)か'
(シングルクォーテーション)で囲みます。
4. 真偽値(bool)
is_valid = True # is_validは真偽値(bool)
これは「この値が正しいかどうか」などを判定するときに使います。
5. リスト(list)
複数の値をひとつにまとめて持てるデータ型です。
numbers = [1, 2, 3] # numbersはリスト(list)
[ ]
を使って、いくつもの値をまとめることができます。
6. タプル(tuple)
リストに似ていますが、作った後に変更できないデータ型です。
coordinates = (10, 20) # coordinatesはタプル(tuple)
リストは[ ]
を使いますが、タプルは ( )
を使います。
7. 辞書(dict)
キー(名前)と値をセットで持てるデータ型です。
person = {"name": "Alice", "age": 25} # personは辞書(dict)
キー(name
やage
)を使って、データにアクセスできます。
8. セット(set)
重複しないデータをまとめるデータ型です。
unique_numbers = {1, 2, 3, 4} # unique_numbersはセット(set)
リストと違い、同じ値が2回入ることはありません。
7. 変数を使った簡単な作品:簡単なプロフィール表示プログラム
以下のコードは、ユーザーの名前や年齢を入力して、プロフィールを表示する簡単なプログラムです。
# ユーザーの情報を入力
name = input("あなたの名前を入力してください: ")
age = int(input("あなたの年齢を入力してください: "))
hobby = input("あなたの趣味を入力してください: ")
# プロフィールを表示
print("\n--- プロフィール ---")
print(f"名前: {name}")
print(f"年齢: {age}歳")
print(f"趣味: {hobby}")
結果
あなたの名前を入力してください: 太郎
あなたの年齢を入力してください: 25
あなたの趣味を入力してください: サッカー
--- プロフィール ---
名前: 太郎
年齢: 25歳
趣味: サッカー
プログラムの解説
input()
を使って、ユーザーの名前・年齢・趣味を入力できるようにします。int()
を使って、入力された年齢を整数に変換します。print()
を使って、プロフィール情報を表示します。f"{変数名}"
の形式を使って、変数を文字列の中に埋め込みます。
このプログラムを実行すると、あなたの名前や年齢を入力するだけで簡単なプロフィールが作成されます。
8. まとめ
- 変数はデータを保存する箱のようなもの。
- 変数にはルールがあり、適切な名前を付ける必要がある。
- Pythonにはさまざまなデータ型があり、自動的に判別される。
type()
を使えばデータ型を確認できる。input()
を使えばユーザーからの入力を受け取ることができる。print()
やf"{変数名}"
を活用して、データを表示できる。
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