1. ループとは?
ループとは、同じ処理を繰り返し実行する仕組みのことです。 Pythonでは for
ループと while
ループを使って、繰り返し処理を記述できます。
ループを適切に使うことで、冗長なコードを減らし、処理を効率的に行うことができます。
2. for ループ(回数が決まっている繰り返し)
for
ループは、指定した範囲やリストの要素を順番に処理する際に使います。
基本的な使い方
for i in range(5):
print(i)
実行結果:
0
1
2
3
4
リストの要素を順番に処理する
fruits = ["りんご", "バナナ", "みかん"]
for fruit in fruits:
print(fruit)
実行結果:
りんご
バナナ
みかん
応用: リスト内包表記を使ったループ
リスト内包表記を使うと、簡潔にループを記述できます。
squared_numbers = [x**2 for x in range(1, 6)]
print(squared_numbers)
実行結果:
[1, 4, 9, 16, 25]
3. while ループ(条件が満たされるまで繰り返す)
while
ループは、条件が True
の間、処理を繰り返します。
基本的な使い方
x = 0
while x < 5:
print(x)
x += 1
実行結果:
0
1
2
3
4
応用: 無限ループを防ぐ方法
ループを適切に終了しないと無限ループが発生する可能性があります。 以下のように break
を使うことで、条件を満たした際に強制的にループを抜けることができます。
x = 0
while True:
if x == 5:
break
print(x)
x += 1
実行結果:
0
1
2
3
4
4. break と continue
break(ループの強制終了)
break
を使うと、ループを途中で終了できます。
for i in range(10):
if i == 5:
break
print(i)
実行結果:
0
1
2
3
4
continue(特定の処理をスキップ)
continue
を使うと、特定の条件のときに処理をスキップできます。
例:
for i in range(5):
if i == 2:
continue
print(i)
実行結果:
0
1
3
4
5. ループの応用テクニック
enumerate()(インデックスと要素を取得)
enumerate()
を使うと、リストの要素とそのインデックスを同時に取得できます。
例:
fruits = ["りんご", "バナナ", "みかん"]
for index, fruit in enumerate(fruits):
print(f"{index}: {fruit}")
実行結果:
0: りんご
1: バナナ
2: みかん
zip()(複数のリストを同時に処理)
zip()
を使うと、複数のリストを同時にループできます。
例:
names = ["太郎", "花子", "次郎"]
ages = [20, 18, 22]
for name, age in zip(names, ages):
print(f"{name}は{age}歳です。")
実行結果:
太郎は20歳です。
花子は18歳です。
次郎は22歳です。
6. 簡単な作品例
1. 簡単な九九表プログラム
for i in range(1, 10):
for j in range(1, 10):
print(f"{i}×{j}={i*j}", end="\t")
print()
2. 実用的なプログラム: タスク管理アプリ(シンプル版)
tasks = []
while True:
task = input("追加するタスクを入力してください (終了するには'終了'と入力): ")
if task == "終了":
break
tasks.append(task)
print("\n【タスクリスト】")
for index, task in enumerate(tasks, 1):
print(f"{index}. {task}")
実行例:
追加するタスクを入力してください (終了するには'終了'と入力): 買い物
追加するタスクを入力してください (終了するには'終了'と入力): 宿題
追加するタスクを入力してください (終了するには'終了'と入力): 終了
【タスクリスト】
1. 買い物
2. 宿題
ループを活用すると、さまざまな場面で役立つプログラムが作れるようになります!
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