「コスパ最強」MONO モノグラフファインは実際どうなのか?実際に使ってみてわかったのこと

文房具

シャーペンは高いものから安いものまで幅広く存在しています。

しかしそんな中でも群を抜いて聖者の如く現れた、コスパが売りのMONOモノグラフファインのシャーペンが発売されました。

コスパ最強と噂されているので、気になって購入してみましたので、実際に使ってみてどうだったか?オススメできるかを紹介していきます。

モノグラフファインとは

定価1210円(税込)
カラーブラック/シルバー
芯径0.5m/0.3m
ブランドトンボ(Tombow)
材質ゴム/金属

モノグラフファインとはトンボが作ったシャーペンのことで、カラーはブラックシルバーの2色展開。芯は0.5mと0.3mの2種類あります。

トンボといえばMONOの消しゴムが有名ですよね、皆さんも一度は手にしたことがあると思います。あのカバーのデザインといい使いやすさは誰もが魅了されたはずです。

実際に使ってみて感じたこと

ここからは実際に使ってみた感想を話したいと思います。2ヶ月以上使ってきたので、全ての感想を忖度なしでここに書きたいと思います。

2000円以上してもおかしくない使いやすさ

正直めっちゃ使いやすいです。

書きやすいシャーペンの特徴No1の低重心の設計になっており、ささっと書くことができました。

シャーペン自体しっかりしていて、金属がところどころに使われ、なおかつマットな質感のデザインで高級感が漂ってきます。

なんと言っても、消しゴムが使いやすい。さすがMONOといった感じで、消しやすさはもちろんのことなんですが、それ以上にすごいところがあります。

まずは、細さです。消しゴムの細さが通常よりも細いので、痒いところに手が届きます。

また、他にも消しゴムの量の多さです。消しても消してもなくらないので、どのくらい入っているのか確かめたところ、自分の持っているシャーペンに付属している消しゴムの12倍ほどありました。

正直シャーペンの後ろの消しゴムはあまり使いたくなかったのですが、使い勝手が良すぎてほぼ使ってしまいました。

口金とグリップが一体型になっている

使い始めて二日ほど経ったあと、中の構造をのぞこうと思い少し分解してみました。

そうするとびっくりなことにスマッシュと同じ一体型だったんです。

一体型のメリットとしては

書くときにブレない

緩みを気にせずに永遠と書ける

などもメリットがあります。

スマッシュを例に挙げましたが、スマッシュの一体型構造よりもこちらの方が優れていると感じました。個人の感想ですが、、

見た目・質がしっかりしている

まずなんと言っても、このかっこいい見た目ですよね。

真っ黒なボディ・銀色のボディにMONOのイメージマークがちょこんとついたデザインは誰が見ても感動すると思います。

触り心地も、1000円程度とは思えないほどのものです。

クリップの部分がすごくスタイリッシュで洗練されたデザインだなと感じました。ありそうでなかった見た目をモノグラフファインでは実現されています。

デザインを重視する方ならこのシャーペン一択だと思います。

すぐに塗装が剥がれてくる

こんなにいいシャーペンなのであまり触れたくなかったんですが、結構塗装が剥がれてくる感じはします。

これは自分の使い方が悪いのかなと思ったので、いろんなモノグラフファインに関してのコメントやレビューを探しました。すると塗装が剥がれてくるという投稿がいくつかありました。

塗装の部分としては、グリップやクリップなどです。

グリップ部分に関しては色の塗装が剥がれるというよりかはソフトフィール塗装が剥がれてきましたね。僕の場合、その部分は3日で剥がれてきました。2ヶ月間使った後はほぼない状態でした。

他にもクリップは色の塗装が剥げます。色の塗装が剥げて銅色の素材が顔を出します

口金も例外ではなく、クリップと同様に色が剥がれてきて銀色の素材が顔を出してきました。これは3ヶ月使った後の話です。

いろんな原因探しをしました。まずはペンケースに目をつけました。レンマのペンケースに入れていたときに塗装が剥がれたので、一つ一つ収納できる二階建てペンケースに入れて同じ期間使ってみましたが、後者の方が圧倒的に剥がれるスピードが早かったです。

このことからペンケースでの原因としては、摩擦だと考えており、レンマのペンケースのようなざっといろんなペンをどさっと入れるものはペン同士の摩擦が起きて塗装が剥がれます。

二階建てペンケースの場合は収納するペンホルダーにゴムが使われています。ゴムはものすごく摩擦が起こりやすいので、結果としてレンマのペンケースよりも塗装が剥がれてしまったという始末です。

ノック感が微妙

他にも欠点がありノック感が少し微妙だと感じました。

これは個人的な意見になるのですが、少しノック部分に触れるとかちゃかちゃ音を出しちゃうんです。

そこの部分を押さえて、高級感のあるノック感ノック具合にしてくれれば、性能で言えば100点満点だったかなという感じです。

かちゃかちゃする部分以外は、なんの問題もなく綺麗にノックをすることができます。

総合

総合的にまとめると、性能やデザインには問題は全くなく塗装の耐久性に難ありということがわかりました。

別に塗装が剥がれても、使える分には使えるので、見た目を気にするという方は購入をお勧めしません。僕の場合は塗装が剥がれてきたので、中途半端な見た目になってしまうなと感じて一回全て剥がしてしまいました。

しかし1000円台でここまでとなると、これからの文具界が楽しみだなと密かに期待を抱いています。

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